こんにちは!
この動画は「施設を閉鎖するガイドライン」についてのビデオシリーズの一部です。
動画の9番目は。「支援を受ける権利」です
支援とは、すべての人が生活をするために得られる助けです。
私たちは皆、生活のさまざまな局面で支援を受けます。それは家族からであったり、友人からであったり、あるいはお金をもらって支援する人からであったりします。
すべての人は、地域の一員になるために次のような支援を受ける権利があります。障害のある人のなかには、次のことに支援が必要かもしれません:
●判断する
●自立して生活する
●色んなところに出かける
●人と話す
●学校に行く
●仕事をする
●医療などのサービスを利用する
障害のある人は、一人ひとりが必要とする支援を受けるべきです。
医師のような医療専門家が決定すべきではありません。障害のある人自身がサポート計画者の一員になる必要があり、自分が何を望み、何を必要としているのかを決定するのです。
政府は、さまざまな種類の支援を利用できるようにしなければなりません。
政府が支援サービスの計画を作る際には、何が必要なのかを知るために、障害のある人と話し合うべきです。
支援は、例えば、有給のパーソナルアシスタンスの介助者や、サポートワーカーなどのサービスを通じて提供することができます。
また、地域の友人や家族、あるいは他の障害者グループから支援を受けることもできます。
政府は、本人を支援する家族に対しても、レスパイトやカウンセリングなど、必要な支援を受けられるようにすべきです。
(訳注 ガイドラインの趣旨からすると、家族による介助は「生活の中でそこだけはかぞくに頼みたい」等、明確な本人の希望に基づいて行われるもの。サービス不足による家族介護は否定されている)
家族を支援することは、施設に預けることを含みません。
支援は、次のようになる必要があります。
●小さな町や田舎など、どこに住んでいても利用できること
●柔軟であること
●すべての障害のある人が利用しやすいこと
●住む場所や文化の違いに適したものであること
●高価でないこと;
●虐待されるなど支援が良くない場合、障害のある人が報告できる方法がある
(この動画は、こちらから見ることができます)
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これはYouTube「Inclusion International」の脱施設化ガイドラインの説明ビデオを和訳したです。(https://www.ohchr.org/en/documents/legal-standards-and-guidelines/crpdc5-guidelines-deinstitutionalization-including)
イラストはこの動画のものです
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