こんにちは!
この動画は「施設を閉鎖するガイドライン」についてのビデオシリーズの一部です。
動画の6番目は。「施設を閉じると、どんな問題があるの?」です
施設を閉鎖するのはとても難しいことです。なぜなら、地域に良いサービスやサポートがないことが多いからです。政府は、障害のある人のために良い法律やサービスを創る方法を知らないからです。
政府は時々、次のようなことをしてしまいます
●立派にするように建物を「改築する」
●施設のベッド数を増やす
●大きな施設を小規模な施設に置き換える
●施設の名前を変更する
しかし、これは施設を閉鎖することと同じではありません!
政府は、次のようなことをしてはならないのです。
●新たな施設を建てる
●施設を改善する
●新しい人を施設に入れる
もうひとつの問題は、施設に入所している多くの障害のある人にとって、施設が生活する唯一の場所になってしまっているところです。
彼らは、自分たちが知っている場所を離れて、行ったことのない地域で生活することに大きな不安を感じるかもしれません。
政府も時々、このように言います。
●施設で暮らすのは、障害のある人の選択だ
●施設は、障害のある人を保護できる唯一の場所である
●地域で暮らすには、障害がありすぎる、体力がなさすぎる、緊急対応が多すぎる
しかし、これは間違っています!
障害のある人は、施設での生活を選ぶことはできなません。施設を選ぶ場合、その人が自分の選択を理解するのに十分な支援がなかった、あるいは地域で暮らすためのサポートが十分でなかったということです。
障害のある人のなかには、生活で緊急事態が発生することがあります。
しかし、それが彼らを施設に入れたり、薬物を服用させたりする理由になってはならないのです。
(この動画は、こちらから見ることができます)
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これはYouTube「Inclusion International」の脱施設化ガイドラインの説明ビデオを和訳したです。(https://www.ohchr.org/en/documents/legal-standards-and-guidelines/crpdc5-guidelines-deinstitutionalization-including)
イラストはこの動画のものです
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