6月11日、国会で「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が成立しました。今年9月に施行されます。医療的ケア児支援法では、医療的ケアが必要な子どもがいる場合、自治体が保育園や幼稚園、学校に医療スタッフを配置することを定めています。また、各都道府県には、医療的ケアを必要とする子どもとその家族が日常的な問題を相談できるサポートセンターを設置することが定められています。この法律は、医療的ケアを必要とする子どもを持つ家族の負担を軽減し、親の離職を防ぐためのものです。日本では、2万人の子どもが医療的ケア児とされています。
参考文献
共同通信、2021年6月11日、「『医療的ケア児』への支援法成立 保育所、学校に看護師配置」。https://nordot.app/775996497908023296
認定NPO法人フローレンス、2021年6月11日、「『医療的ケア児支援法』が可決 全国医療的ケア児者支援協議会が提言活動を行ってきた医療的ケア児支援が自治体の責務に」。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000028029.html
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