障害者権利条約に批准した日本で、教員による障害者差別が起きてしまった。
今年6月、小学校の教員が、交流及び共同学習の授業で、子どもが騒いだ際、「うるさいと思う人、邪魔だと思う人は手を挙げてください」と発言していた。そして、手を挙げなかった普通学級の子どもに「あなたも支援学級に行きなさい」とも発言し、手首をつかむなどしていた。教育委員会の聞き取りに対して教員は「指導の一環で、悪意を持ってやったわけではない」と説明している。
この教員は日頃から、特別支援学級にいる子どもは邪魔者であるという意識を持っているのではないか。分離教育が受け継がれていくと、分離される者に対する差別心がこびりついてしまう。
(CPちゃん)
元記事
支援学級の子「邪魔だと思う人は手を挙げて」 教員が不適切発言 ショックで休む児童も
2020/09/09 11:08
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1188116.html